2000年, 日本

小池大橋飲酒運転事故

危険運転致死傷罪の成立に影響した飲酒運転事故

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update:2017/12/18 21:50:50

小池大橋飲酒運転事故とは、2000年4月9日神奈川県座間市で発生した飲酒運転による交通事故である。

前年に発生した東名高速飲酒運転事故も受けて、危険運転致死傷罪の成立に影響した。

事故概要

2000年4月9日1時55分ごろ、神奈川県座間市で検問から猛スピードで逃げていた乗用車が小池大橋で歩いていた大学生2人をはね即死させた。

被疑者は飲酒運転だけでなく、無免許運転無車検走行でもあった。

裁判

2000年当時は交通事故による死傷事故は業務上過失致死傷罪で処理されていた。被疑者は同罪で起訴され横浜地方裁判所にて懲役5年6か月の実刑判決を受けた。

危険運転致死傷罪の成立へ

この事故で犠牲となった大学生の母親が「悪質な運転で死亡事故を起こしながら窃盗罪(10年以下の懲役)より軽い業務上過失致死傷罪(5年以下の懲役)で処理されるのはおかしい」とし、法改正を求める署名活動を開始した。前年に発生した東名高速飲酒運転事故の遺族らもこの運動に賛同した。

その後2001年10月、37万4339名の署名が集まりその前の同年6月に道路交通法改正案が、11月に刑法改正案がなされ、最高刑を懲役15年とする危険運転致死傷罪が成立した。