1979年, アメリカ合衆国

クリーブランド小学校銃乱射事件

「月曜日が嫌いなの。銃をぶっぱなすと景気付けになるでしょ」

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update:2017/12/21 11:20:56

1979年1月29日米国カリフォルニア州サンディエゴにあるクリーブランド小学校で、銃乱射事件が発生した。校長と主任用務員が死亡し、児童8名と警官1名が負傷した。

犯人

ブレンダ・アン・スペンサーのマグショット

ブレンダ・アン・スペンサーは事件当時16歳、クリーブランド小学校と道路を挟んだ向かいに住んでいた。

父親は州立大学の学長を務め、裕福な家庭で何不自由なく育つ。スペンサーが使用したライフルは、クリスマスに父親に買ってもらったばかりのものだった。

6時間に及んだ犯行が終わり、誰を撃ちたかったのか尋ねられると、スペンサーは「赤や青のジャケットを着ている子」と答えた。また、なぜ銃を撃ったのかと問われると、肩をすくめて「月曜日が嫌いなの。銃をぶっぱなすと景気付けになるでしょ」と答えた。

「理由なんかなかったわ。面白かったんだもの」、「池でカモ猟をしているみたい」、「小学生たちは牛の群れみたいで、簡単に狙えたわ」などとも語っている。

犯行後

スペンサーは、殺人罪武器を用いた暴行罪の2罪について罪を認め、25年以上の終身刑が言い渡された。現在、カルフォルニア州チノのカリフォルニア女子刑務所に服役している。これまでに4度、仮釈放の申請資格を得たが、いずれも却下されている。最近では2009年。次回、仮釈放申請の資格を得るのは2019年である。

2005年、スペンサーは、事件当時は酒に酔いPCPを飲んでいて正気でなかったと主張している。また、子供の頃に父親から性的虐待を受けていた(この点について収監当初は主張していない)、州と検事が共謀して薬物検査の結果を隠蔽したとも主張している。

影響を受けた作品

スペンサーの犯罪、後悔の念が見受けられないさま、逮捕時の釈明の不真面目さに触発され、ボブ・ゲルドフにより、ブームタウン・ラッツの楽曲、「哀愁のマンデイ」が生み出された。

また、1985年の映画『ブレックファスト・クラブ』では、スペンサーが発した「 I don’t like Mondays (月曜日が嫌い) 」という台詞が壁の落書きとして登場している。