2013年, アメリカ合衆国

テキサス州肥料工場爆発事故

30mのクレーターができるほどの爆発

カテゴリー
読み応え
年代
国・地域
キーワード
update:2017/12/21 14:06:45

テキサス州肥料工場爆発事故は、2013年4月17日午後7時50分(現地時間、日本時間では18日午前9時50分)、アメリカ合衆国テキサス州マクレナン郡ウエスト (テキサス州)で発生した大規模爆発である。

概説

事故で発生した火災、VOA News

現場は郡庁所在地ウェーコの北30km、ダラス南方約130kmに位置する化学肥料会社ウエスト・ファーティライザーの工場

近くの集合住宅・学校・高齢者施設などが炎上したり損壊したりし、多数の死傷者が出た。住民約2800人の半数に退避勧告が出され、工場の火災は18日未明も続いた。事故現場には30メートルにも及ぶ巨大なクレーターが形成され、市警察は「工業事故であること以外を示す材料はないが、念のため事件として対応している」と会見で語った。

アメリカ地質調査所によると、爆発によってマグニチュード2.1の地震が発生した。爆発音は数十km離れた場所でも聞こえたといわれる。トミー・ムスカ町長はCNNの取材に「核爆発のようなキノコ雲が見えた」と語った。

テキサス州当局では4月19日には捜索活動をほぼ終了、14名の死亡を確認、約200名が負傷したことを明らかにしている。工場を操業していたウエスト・ファーティライザーは2012年の時点で270tの硝酸アンモニウムを保管していた。工場には爆発防護壁を設けておらず、周辺の建物60-80棟が被害を受けている。

最終的には死者15名、300名以上の負傷者を出す大惨事となった。

BATFEアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)は平成28年5月11日、この事故の原因が放火もしくは故意によるものと断定し、犯人逮捕に直結する情報を提供した者に最大で5万ドルの懸賞金を提供することを発表した。