2015年, 台湾

八仙水上楽園爆発事故

テーマパークのイベントで粉塵爆発

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update:2017/12/18 20:48:16

八仙水上楽園爆発事故は、2015年6月27日台湾新北市八里区のウォーターパークで発生した粉塵爆発。台湾の地元メディアでは「八仙楽園爆炸案」「八仙楽園爆炸事件」と呼ぶことが多い。

日本人2人を含む525名が負傷し、その後全身熱傷により15人が死亡(11月29日現在)する大事故となった。

状況と経緯

爆発前のイベントの様子

6月27日午後8時30分ごろ、園内のステージ上で音楽に合わせて踊る参加者に向けて緑色のパウダーを圧縮ガスで噴射中に爆発が発生し、火の海と化した場内はたちまち大混乱となった。

爆発発生時、現場ではカラーパウダーを多用した屋外イベント「Color Play Asia 彩色派對」が行われていた。このイベントは、インドなどヒンドゥー教の春祭りホーリー祭にヒントを得て企画された。パウダーは着色したコーンスターチ。なお、観客たちのほとんどが水着などの薄着であったことも被害を大きくした要因とされる。

会場では、多量のタバコの吸殻が確認されており、タバコの火が火元との見方もある。

爆発とその後

全身に重度の火傷を負った負傷者のうち、6月29日に重体だった台湾の20歳女性が生命維持装置を外し死亡。以降死者は増え続け、最終的に15人が死亡した。

日本では事故を受け、負傷者たちに対して治療用ガーゼ人工皮膚などの支援が寄せられた。またこの事故を受け、日本を含む世界中のイベントでカラーパウダーの使用が自粛された。